パリオリンピック陸上日本代表予想 跳躍・投てき編

国際大会

内定選手(現在)

4月25日現在

女子やり投げ 北口榛花選手

代表選考基準

代表内定条件

参加資格有効期間 短距離 2023年7月1日から2024年6月30日まで

即時内定となる条件

  • ブタペスト世界陸上で3位以内の日本人最上位選手で、参加資格有効期間内に、ワールドランキングにおいて参加標準記録を満たした選手 対象選手:北口榛花選手
  • 世界選手権日本人最上位入賞者で2024年1月1日から2024年6月30日までに参加標準記録を突破した選手 対象選手:赤松諒一選手
  • 2024年日本選手権で優勝し、参加資格有効期間内に参加標準記録を突破した選手 対象選手:橋岡優輝選手、秦澄美鈴選手

  (選考基準優先順で内定者が満たない場合)

条件次第で内定

  • 参加標準記録の突破、またはワールドランキングで各種目の出場枠目安となるターゲットナンバーに入った選手⇒日本選手権の成績を重視して決定

なお、代表選手の正式決定は派遣団体である日本オリンピック委員会により決定されるため、派遣人数枠に限りがある場合、パリオリンピックの資格を有していたとしても最終的に代表に選出されない場合があります

選考競技会

第108回日本陸上選手権陸上大会

参加標準記録

男子  種目女子
2.33走高跳1.97
5.82棒高跳4.73
8.27走幅跳6.86
17.22三段跳14.55
21.50砲丸投18.80
67.20円盤投64.50
78.20ハンマー投74.00
85.50やり投64.00

主な代表候補

男子走り幅跳び

走り幅跳びの最有力は橋岡優輝選手です。今年3月の大会では8m28㎝の参加標準記録を突破し、調子も上がってきています。2019年のドーハ世界陸上では日本人史上初の世界陸上入賞し、2021年の東京オリンピックでは6位となり、37年ぶりの日本選手入賞を果たしました。国際大会強い傾向があり、パリオリンピックでも活躍が期待されます。

また、吉田弘道選手も注目です。2023年セイコーゴールデングランプリでは日本歴代3位となる8m26㎝を跳び、衝撃を与えました。ブダペスト世界選手権にも出場し、勢いのある選手です。

そして、城山正太郎選手、津波響樹選手を忘れてはいけません。城山正太郎選手は8m40㎝の日本記録保持者です。津波響樹選手は8m25㎝の日本歴代5位の記録を持っています。城山選手、津波選手ともに、2019年以降自己ベストを更新できていませんが、コンディションがあえば十分チャンスがあります。

女子走り幅跳び

日本記録保持者の秦澄美鈴選手が注目です。昨シーズンは絶好調で今シーズンの活躍が期待されます。6m97㎝は衝撃的な記録でした。

また、秦選手は大学三年生まで走り高跳びをやっており、自己記録は1m82㎝と素晴らしい記録をもっています。多彩な才能があります。

男子走り高跳び

赤松諒一選手が有力です。2023ブタペスト世界陸上では日本人二人目となる8位入賞を果たしました。彼は普段はITエンジニアとして働き、さらに岐阜大学医学研究生としての顔もあります。真摯に陸上に取り組む姿勢は素晴らしいです。

また、真野友博選手も実力派です。2022オレゴン世界陸上、2023ブタペスト世界陸上と二大会連続で世界陸上出場を果たしており、近年の男子走り高跳び界を引っ張っている存在です。

男子やり投げ

男子やり投げは崎山雄太選手、新井涼平選手、ディーン元気選手が注目です。崎山選手は昨年大幅な自己ベストを更新して勢いがあります。新井選手、ディーン選手は長い間活躍してきた実績があります。2024年シーズンは新井選手の調子がよく、オリンピックシーズンに合わせてきた印象があります。

女子やり投げ

女子やり投げはなんといっても北口榛花選手でしょう。世界陸上で優勝を果たし、既にパリオリンピック代表が内定しています。

北口選手以外にも注目選手がいます。斎藤真理奈選手です。2023年日本選手権では優勝しています。また、2023年アジア選手権では優勝し、2023年ブタペスト世界陸上にも出場しています。日本選手権では高いレベルでの争いが予想されます。

代表選手 発表スケジュール

7月2日 オリンピック参加資格のある競技者をワールドランキングにおいて発表

7月上旬 第1次日本代表内定選手発表

7月7日以降 第2次日本代表内定選手発表

発表日程は以上のようになっております。

まとめ

随時、情報が分かり次第更新していきます。