パリオリンピック陸上日本代表予想 短距離・ハードル編

国際大会

内定選手(現在)

6月7日現在

男子110mハードル 泉谷駿介選手

男子100m サニブラウン・A・ハキーム選手

代表選考基準

代表内定条件

参加資格有効期間 短距離 2023年7月1日から2024年6月30日まで

即時内定となる条件

  • ブタペスト世界陸上で3位以内の日本人最上位選手で、参加資格有効期間内に、ワールドランキングにおいて参加標準記録を満たした選手 対象選手なし
  • 世界選手権日本人最上位入賞者で2024年1月1日から2024年6月30日までに参加標準記録を突破した選手 対象選手:サニブラウンアブデルハキーム選手、泉谷選手
  • 2024年日本選手権で優勝し、参加資格有効期間内に参加標準記録を突破した選手 対象選手:サニブラウンアブデルハキーム選手、佐藤拳太郎選手、佐藤風雅選手、村竹ラシッド選手、泉谷駿介選手、 野本周成選手、豊田兼選手、 黒川和樹選手

   (選考基準優先順で内定者が満たない場合)

条件次第で内定

  • 参加標準記録の突破、またはワールドランキングで各種目の出場枠目安となるターゲットナンバーに入った選手⇒日本選手権の成績を重視して決定

なお、代表選手の正式決定は派遣団体である日本オリンピック委員会により決定されるため、派遣人数枠に限りがある場合、パリオリンピックの資格を有していたとしても最終的に代表に選出されない場合があります。

選考競技会

第108回日本陸上競技選手権大会

参加標準記録

男子 種目女子
10.00100m11.07
20.16200m22.57
45.00400m50.95
13.27110mH/100mH12.77
48.70400mH54.85

主な代表候補選手

・男子100m

男子100mは日本歴代10位の中に現役選手が8人います。実力が拮抗しています。その中で頭一つ抜けているのは、サニブラウン選手です。世界陸上では100mで2大会連続入賞を果たし、今の日本短距離界を引っ張っているのは彼であることは間違いないでしょう。サニブラウン選手はブダペスト世界陸上で入賞しているため、参加標準記録を突破した時点で即時内定となります。

次に有力候補に挙げられるのは柳田大輝選手と坂井隆一郎選手でしょう。柳田選手は昨年7月に行われたアジア陸上では10.02の記録で優勝を果たし、着実に実力をつけています。大舞台に強いのも彼の特徴です。坂井選手は日本選手権は2022年2位、2023年優勝と日本選手権と相性がよく選考で重要視される2024年日本選手権でも優勝候補の一人です。

また、桐生祥秀選手、多田修平選手、小池裕貴選手、山県亮太選手といった長い間日本短距離界で活躍し実績のある選手もいます。

その他にも和田遼選手、鈴木涼太選手など注目選手しています。

男子100mは実力が拮抗しており、選考において重要な日本選手権の決勝の順位が代表選手内定に大きく影響を与えそうです。要注目です。

・男子400m

男子400mは佐藤拳太郎選手、佐藤風雅選手が参加標準記録を突破しています。佐藤拳太郎選手は日本記録保持者でリオデジャネイロオリンピック、東京オリンピックの出場経験があります。佐藤風雅選手は2022年に日本選手権優勝経験があります。この二人以外にも大注目なのが中島佑気ジョセフ選手です。参加標準記録は突破できていないものの昨年の2023年日本選手権優勝者です。

誰が優勝し、内定を獲得しても不思議ではありません。一発勝負の日本選手権が重要となりそうです。

・男子110mハードル

現在既に泉谷駿介選手が内定しています。その他にも松竹ラシッド選手、野本周成選手も参加標準記録を突破しています。松竹選手、野本選手のどちらかが優勝した場合内定となります。

また、高山峻野選手、豊田兼選手も好記録を持っており、代表の可能性があります。

・女子100mハードル

現在有効期間内に参加標準記録を突破した選手はいませんが、有力選手が多くいます。

日本記録保持者の福部真子選手、青木益未選手、寺田明日香選手、田中佑美選手など実力のある選手が多くいます。日本歴代の6位まで現役選手です。

日本記録+参加標準記録突破でのパリオリンピック内定を期待してしまいます。

代表選手 発表スケジュール

7月2日 オリンピック参加資格のある競技者をワールドランキングにおいて発表

7月上旬 第1次日本代表内定選手発表

7月7日以降 第2次日本代表内定選手発表

発表日程は以上のようになっております。

まとめ

随時、情報を更新していきます。