運動会・体育祭のリレーのコツ

この記事では、走るのが得意な人も苦手な人も明日からリレーが得意になるコツを伝授していきたいと思います。リレーなんてただの足の速さだけだと思っている人こそ読んでください。

リレーのコツ
1.カーブの走り方
2.コース取り
3.レース戦略
4.走順
5.走力
まとめ
おすすめのリレーバトン

リレーのコツ

カーブの走り方
コース取り
レースプラン
走順
走力

1.カーブの走り方

リレーにおいて重要な部分はカーブの走り方です。リレーが50m走や100m走と違うのはカーブがあるということです。50m走が速い人でもカーブの走り方がわからず、失速してしまう場合があります。

みなさんもカーブで大きく外に膨らんでしまったという経験があると思います。

そこで、私が教えるコツは

カーブは右手を大きく振る

運動会や体育祭、陸上で使われるトラックは左回りに作られています。そのため、右手を大きく振ることで重心を少し左に傾けることができ、カーブが走りやすくなります。

右手を大きく振るとことを極端にやる必要はありません。少し右手を意識するだけでカーブを走るのが楽になります。

2.コース取り

競った展開で自分にバトンが渡るのが嫌な人も多いですよね。ここでは、競った場面の時のコツを話していきます。

1.相手が前　自分が後ろの場合

相手が前　自分が後ろの時はそのままその人の後ろをついていきます。もし、最後に余力があるのなら最後のカーブが終わった瞬間に抜かすようにしましょう。

ここでポイントは、

カーブで抜かすのは余力がある時だけ

カーブで抜かすためには一回大きく外にでて抜かす必要があります。そのようになると必然的に相手よりも余分に長い距離を走ることになります。相手との実力差がある時は抜ける段階で抜かした方が良いですが、相手との実力差がほぼない状態でカーブで抜かそうとすると結局抜かしきれずに余分に長く距離を走るだけになってしまいます。そのため、抜かすのはカーブが終わった直後が一番良いです。

2.自分が前　相手が後ろの場合

この場合が一番嫌ですよね。

ましてや、自分より早い人が後ろにいた場合、恐怖ですよね。

この場面で有効的な手段はいち早くインコースに入ることです。

つまり、バトンをもらったらできる限り早く白線の近くを走るということです。インコースに入ることで相手が抜かしづらくなります。先ほど話した通り、カーブは抜かしにくいです。そこでいち早くインコースに入って相手に大回りさせるような工夫をしてみてください。

3.レース戦略

リレーの距離は約100mですが、レース戦略を考えることが大切です。

レース戦略は簡単にすると前半型と後半型に分けれます。

前半型は最初から持っている力をすべて出し切るタイプです。前半型の場合、何も戦略を考えずに走れば良いです。そのため、相手にプレッシャーをかけつつ、後悔しない走りをすることができます。ただし、後半に失速する原因になります。

後半型は考えて走るタイプです。後半型の場合、最後までスピードを維持したまま走ることができます。また、相手の様子をみて勝負を仕掛けることができます。ただし、余力が残ったまま走り終えてしまうこともあります。

そこで、私がおすすめするのは前半型です。正直、学校の短いリレーの中で自分の体力と相談しながら走るのは非常に難しいです。そのため、前半から全力で突っ込んで入った方がいい結果につながります。後半疲れてしまう心配もありますが、そうならないように先ほど伝授したカーブを効率よく走る方法を使うなど工夫してみてください。

4.走順

リレーにおいてどこを走るか迷う時がありますよね。

そんな時、おすすめな走順は2走です。

2走はどんな人でも適していると思います。2走は比較的差がない状態で来ます。そのため、競った展開に持ち込むことができるため先ほど教えたコース取りを効果的に使うことができます。

すぐにインコースに入るということを忘れないでくださいね。

また、意外なことに1走もおすすめです。嫌がる人も多いかもしれませんが、1走はスタート直後にカーブがあり、スピードを上げながらカーブを走ることになるため、走力の差以上に差がつきません。

そのため、もし1走になってしまって焦っている人でも安心してください。

5.走力

最後は走力についてです。

もちろんリレーにおいて走力が速いこと最大の武器になります。少しでも早く走れるそうになりたいですよね。そこでポイントは目線です。

目線を真っすぐにしましょう。下を向いてしまうとスピードを出すことができません。目線を真っすぐにして正しい姿勢で走れるようにしましょう。

まとめ

リレーにおいて大切なことを理解することができましたか？

少しのコツを意識するだけで大きく変わります。もうリレーはただの競争だとは思いませんよね。

リレーにも技術があり、技術と走力が合わさると最強になります。

ぜひ、運動会・体育祭で活躍してください。応援しています。